税理士事務所の役割と評価の難しさ

働く

茅ケ崎の税理士、吉井英人です。

最近、税理士や税理士事務所の役割について考えていること。

答えは、お客さんによって違うかなと思います。

安心感を求めるお客さんには、事業が順調であることを伝えたり、

業績の状況を知りたいお客さんには、丁寧に数字の状況を伝える。

この辺のさじ加減って、誰に教わるわけでもないので、

自分で培ってきた経験をもとに適宜変えていく必要があります。

一般的に税理士や税理士事務所担当者の力量は、

会計力や税法力によって測られると思いがちです。

私も当時はそう思っていました。

最近、感じるのは、どこまで気づけるか?によるのではないかと

考えています。

顧客が今、何を考えているか?

顧客がどうしてほしいと思っているのか?

しいては、事務所内で社員Aさんは社員Bさんに対して、

こういう感じの感情や印象を持っていそうだな、、、とか。

これは会計力や税法力ではなく、

人間力によるところかと思っています。

問題はこれらの能力をどうやって評価に組み込むか?

気づかないふりして、仕事を淡々と続ける方が仕事は

たくさんこなせます。

他社をフォローしたり、顧客を丁寧にケアしてあげたりする

ことで他の人より時間がかかってしまう人もいるはず。

でも気遣いができる社員でいろんな人が救われたり、

顧客に満足してもらえたりしています。

人の評価って本当に難しい、、、、。

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