大学生の頃、経営学部に所属していました。
学生時代、勉強はたいしてやっていませんでした。
自分は何もできないのに、
「なんかサラリーマンはカッコ悪い」
どうせなら、
「僕の職業は○○です。」
とか言えるような仕事に就きたいと
漠然と思っていました。
周りが就職活動を頑張っている中で、
「自分は何がしたいんだろう？」
とかのんびり考えていました。
卒業後も就職活動もせず、
居酒屋でアルバイトの日々。
やりたいことも見つからず、
「自分で将来お店を持てたらいいな」
という考えから飲食業に就職しました。
しかし、そこはかなり厳しい世界でした。
意を決して飛び込んだつもりが、
2ヵ月くらいで逃げるように退職。
小さな自信も打ち砕かれ、
ニートにまっしぐらな感じでした。
完全に仕事に逃げ腰になっているところで、
大学時代に一度考えた「税理士にでもなるか」
という小さな動機が生まれました。
そこから専門学校の1.5年コースに入校。
卒業後にまだ合格科目はありませんでしたが、
初めての会計事務所業界への就職をします。
長い長い社会人受験生の生活がはじまりました。
そこから8年くらい実務を積みながらの勉強。
その後独立しました。
はじめは小さな動機しかなく、
社会人としてやっていける自信が全く無かった
僕が、今では月に100人くらいの社長さんや
事業主さんたちと経営の事、事業の事に
ついて語り合えるようになりました。
何かをやり遂げるときに必要なのは、
大きな動機やモチベーションではなく、
小さな行動を実行することを積み上げて
いくことだと考えています。
小さな行動の積み重ねを大切にして、
「日々勉強」していきます。
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