神奈川県茅ケ崎市の税理士、吉井英人です。
当初、事務所を開業した時どのくらいの規模
にするか？
どんなお客さんをターゲットにするか？
従業員は雇うのか？
正直なところ全く考えていませんでした。
完全にノープランでのスタートです。
まずは、家族が食べていけるだけの収入を
上げないといけない、それだけです。
特別なスキルがあったわけでは無いし、
特に仕事のあてもありません。
事務所の必要最低限の準備が終わるとすっかり
やることがなくなってしまいました。
さて、顧問先をどうやって増やしていくか？
増やし方がわかりません。
とりあえずやれることをやっていこう、
ということで、近所のお店や、士業事務所に
名刺片手にご挨拶に行きました。
正直、それでお客さんが増えるとは思っていま
せんでしたが事務所で1人で座っているより
よっぽどいいし、度胸試しも兼ねて挨拶しに
行きました。
飛び込みの営業のような感じで良い経験に
なりました。
（結果的に少しだけお仕事につながった
ものもありました）
とりあえず10件の顧問先を取るのに紹介を
待っていたら1年以上かかってしまいそうです。
そんな中、紹介会社がタイミングよく営業に
来ました。コピー機を契約すると顧問先10件
紹介してくれると言われて、、、、、
「いきなり目標の10件！！」
今なら絶対に断りますが、その当時は目標の
顧問先10件というワードに正直ちょっと考えて
しまいました。
もちろんコピー機は高額の契約になります。
確か5年で300万くらいの契約だった気がします。
ただ何となくいきなりやることじゃないな、
という抵抗感？みたいなものがありました。
同じ頃にもう一つ選択肢がありました。
日本政策金融公庫で300万の融資を受けて
集客の予算にしようというもの。
同じ300万なら10件で頭打ちになるより、
300万借りて自分で取り組んだ方が面白そう、
自分で融資の申請すればお客様の融資の
お手伝いも出来そうじゃないか、ということで
紹介会社はやめて、
「300万借りて独自に集客する作戦」
を選択しました。
この作戦が吉と出るかどうか？
不安定な独立初年度が本格的にはじまりま
した！！！
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